ネットワークの形成による広域等課題対応支援事業

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No.3 文化資源=浮世絵を活用した国際文化交流・普及事業

No.3 文化資源=浮世絵を活用した国際文化交流・普及事業)

実行委員会

千葉市美術館

中核館

千葉市美術館

事業目的

浮世絵関連のイベントや、資料データの構築及びその公開を通して、国内外に広く浮世絵
を普及することを目的とした。特に浮世絵イベントにおいては、浮世絵版画技法の継承、
理解という目的にも取組み、広い層の人々の興味を引き出し、文化、観光資源としての美
術館の存在価値向上を目指した。

事業概要

千葉市美術館及び山口県立萩美術館・浦上記念館で、浮世絵普及のためのイベントを開催
し、広く浮世絵に親しみ、その技法を学ぶ機会を提供した。所蔵浮世絵については、解説
に英訳をつけて内外の知識欲に応じるべくデータベースを整備し、公開した。また国内で
の所蔵が少ない浮世絵師鳥文斎栄之を取り上げ、その作品目録を出版した。

実施項目・実施体系

  1. 「浮世絵ウィーク」イベントを千葉市美術館及び山口県立萩美術館・浦上記念館で開催、また摺の実演については多摩美術大学でも開催した。
  2. 千葉市美術館所蔵品データベースの浮世絵データを見直し、解説のうち100点余に英訳を付け、一部寄託作品以外を画像とともにホームページ上で公開した。また手付かずであった欧米の1900年代の浮世絵オークションカタログについて、基本的なデータを構築した。
  3. あべのハルカス美術館館長の協力も得て、鳥文斎栄之の作品データと画像を収集、作品目録を上梓した。

実施後の成果・効果等

パスポートや紙幣に用いられるようになるなど、日本の顔としてのイメージが先行普及する一方で、一般的には、浮世絵を表面的なイメージのみで捉えている人は多いが、今回の事業により、より多角的に浮世絵普及に貢献できたと考える。地方自治体の美術館では数少ない浮世絵のコレクションで知られる山口県立萩美術館・浦上記念館とも連携し、イベントや学術交流をきっかけに「浮世絵で発信する美術館」という認識を確固たるものにし、地域の観光資源としても存在感を醸成することができた。また改正された博物館法に謳われた「博物館資料のデジタルアーカイブ化」の政策にも沿いながら、千葉市美術館の主要な文化資源である所蔵の浮世絵や関連資料について、情報を整えると同時に、作家名、作品名はもちろん、主要な作品の解説を英訳した上でデータベースを公開することで、浮世絵をより深く知りたいという、国内外のニーズに応える体制ができた。

事業実績(PDF)

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